近年、ゲリラ豪雨という言葉がよく使われています。最初は、ヒートアイランド現象が発生する都心部の話だとばかり思っていましたが、最近各地で突発的な大雨が観測されているようです。

つい先日の午後から、雷鳴がゴロゴロと・・・。雨をもたらし、「あぁ止んだなぁ」と安心していた約1時間後、再び雷鳴とともに雨。2時間弱降り続きました。しかも、稲光、雷鳴、停電、雷鳴、雷鳴・・・。

車中からでしたが(当然です)、山頂付近に落ちる稲妻(たぶん落ちてたと) 余りにも生々しく怖くなりました。


天草町には、牧(福連木)、浜平(下田北)、隠連木(高浜)、荒尾岳(高浜)、唐崎(大江)の5箇所に雨量観測計が設置されています。

このときの雨は、浜平を除く観測局ではほとんど観測されていません。まさに局地的な雨(ゲリラ豪雨)でした。

天草支所にて単独の雨量計を設置しているので、確認してみたところ・・・、約一時間半で110ミリを超える降水が確認できました。

雨の後。>
(雨の残滓)


さいわい、大きな災害もないようでした。

しかし、台風シーズンはしばらく続きます。

もう一度、家庭内での防災グッズの確認や、有事の際の避難場所の確認をやってみてはいかがでしょうか?

天草市防災マップ

今年6月と7月の2回の産卵があったアカウミガメの卵が、お盆を過ぎた頃から徐々に孵化し、無事に海に帰って行きました。

ウミガメ海に1

アップで見ると甲羅の形がわかります。

ウミガメ海に2

無事に海へとパークボランティアや希少動植物調査員の方に見守られ無事に自然に帰って行きました。

ウミガメ海に3

高浜の歴史~準堤観音

準堤観音2

 幕府は邪宗(キリシタン)取締強化の布達を享和2年(1802)に出した。その頃天草西目筋に不音な空気が漂っていた。

 各村の庄屋、僧侶方に村民に仏教強化に努め、神仏を崇め道理を弁え邪宗に走ることが、無きように導くことを任務として課せられていた。

 高浜村の場合、村民を改宗に導くたの特別の方法として、上田庄屋は準堤観音信仰の推進を図った。それには二つの方法を取った。一つの方法としては準堤観音像の印施(絵像を紙に刷った物)を各戸に配布し戸口(家の入口)にこれを貼り付けるよう申し付けた。その家が邪宗でないこと証明しようとしたのである。村中申し合わせ準堤観音信仰専らにしたというのである。二つめの方法は邪宗信仰を持った怪しい集落(白木河内)に準堤観音本尊と御堂を文化元年に建立し、本尊の開眼供養を隣峰寺庵海雲和尚によって行われた。後の結果として「天草崩れ」の際(1805)、心得違いの者が他村では一千あるいは二千数百人であるのに対し、高浜村の場合、白木河内集落を中心に316人と少数に留まったことが注目される。


準堤観音堂

準堤観音1

文責及び監修:松本教夫氏(前高浜地区振興会長)



数日前の夕方、白鶴浜にウミガメが漂着していると地元の人が発見し、海岸に引き上げましたがすでに息はなく、地元の人も、還暦を過ぎたがこういった光景を見るのは2度目ということでした。

海ガメの漂着1

何か外敵に襲われたか、自然死なのか判りませんが、ウミガメは多分自分の生まれた所に帰り、パークボランティアの方や希少動植物調査員などに見送られ埋葬されました。

海ガメの漂着2

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