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平成24年1月7日(土)天草中学校グラウンド


新年恒例の『おね火』が行われました。

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少々東の風が吹く中でしたが、安全に万全を期し着々と準備を行いました。

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午後5時:午後から生活部が準備していた『ぜんざい』
七日正月というと『七草粥』が定番ですが、高浜の『おね火』では『ぜんざい』が恒例となっています。

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今年一年間の『家内安全』と『無病息災』を願い、いよいよ点火です。

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『パチパチ』『バチバチ』と勢いよく燃される音。

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家から『持ち』よった『餅』を火であぶり、家へ『持ち』帰って食します。

近づくと、竹の『ボーン』というハゼル音。びっくりして鬼も逃げていきます。

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上部の竹もだいぶ燃され、ここからは早く土台を燃やすために一生懸命!


午後7時過ぎ、ようやく土台の竹も燃され『無事』終えることが出来ました!



おね火(鬼火)とは・・・

 高浜に伝わる七日正月の伝統行事で、鬼火は、その名のとおり六日の夜から七日にかけて鬼など災厄をもたらすものが村にやってくるので、それを追っ払う火祭りとして行われてきました。七日は松の内最後の日でありますから門松などの飾り物といっしょに竹などを焼き、鬼の目や手足を焼き、竹の爆ぜる音で鬼を追っ払い、黒こげになった松の枝は鬼の骨と称し、門口に差し魔除けにしました。残り火で餅を焼き、七草粥をつくり無病息災を祈願する七日正月の風習が伝えられてきました。

毎年1月7日午後から高浜公民館ではこの伝統行事を伝えるため櫓を組み立て「おね火焼き」を行います。
櫓を組み立て「おね火焼き」を行います

完成後は続々と各家庭から門松や正月飾りを持ってきます。金属やビニール、プラスチックは外してもらいます。
続々と各家庭から門松や正月飾りを持ってきます

予定よりちょっと早く、松本公民館長が火入れを行いました。
予定よりちょっと早く、松本公民館長が火入れを行いました。

今年は風もなく上方まで良く燃えあがりました。
今年は風もなく上方まで良く燃えあがりました。



高浜在住Fさん撮影



高浜在住Kさん撮影


生活部のみなさんの「ぜんざい」も恒例です。
生活部のみなさんの「ぜんざい」も恒例です。

子どもたちも竹の割れる音にびっくりしながら、美味しく頂きました。
子どもたちも竹の割れる音にびっくりしながら、美味しく頂きました。



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